TRIGGER1stフルアルバム“REGALITY”を聴いてほしい
今日はTRIGGERの日!ということでTRIGGERの話をすると、いつも言ってるんですがずっと好きな次元迷子記事(読んでるといつの間にかどの次元の話か分からなくなってくる記事)があります。
TRIGGERというアイドルグループの1stアルバム『REGALITY』を取り上げたリアルサウンドのこの記事、この記事における賞レースは現実世界には存在していないし、しかし小室哲哉は言わずもがな実在する偉大なアーティストでTRIGGERが小室哲哉氏から楽曲提供を受けたのも事実。ね?迷子になるでしょ?
そもそもこのアルバム『REGALITY』、発売からほぼ1年が経つんですがこれがすこぶる名盤なんです。アイドリッシュセブンという作品から生まれたアイドルがそれぞれクオリティの高いMVやCMのお仕事で実在性を高め続けていて、その中でも大手事務所の看板アイドルとしてデビューの時点で完璧にブランドを確立させて走り続けているトップアイドルTRIGGERの1stフルアルバム『REGALITY』はその流れを語るにおいて外せないほどオリジナルアルバムとしての完成度が高い……そう、一家に一REGALITYの時代、もうとっくに来てるんですよ…………
いやもうぶっちゃけ全人類『REGALITY』聞いてるんじゃないかな?庭で盆栽いじってる一見落語しか聞かないようなそこのおじいちゃんも付けてるその黒いイヤホンからシクナイ流れてたりしない?とは思うんですがまだ出逢ってない幸運な人にはぜひ今からでも、むしろ今こそTRIGGERの1stアルバム『REGALITY』を聴いてほしい!よし!各曲の推しポイント書いちゃお!という話です。
すっごくだらだら書いてるから百聞消費するまえに一見しちゃったほうがいいと思うよ!ここから↓買えます!
アプリゲーム『アイドリッシュセブン』TRIGGER 1stフルアルバム (通常盤)
- アーティスト: TRIGGER
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: CD
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1.SECRET NIGHT
今宵キミをめがけTrigger
記念すべきTRIGGERの登場曲、ゲームストーリー第1部での彼らのメインテーマといってもいい原点にして頂点の不動のナンバー。個人的に正直昔はこれがデビュー曲の認識もあった(しかし確かにシクナイがTRIGGERのデビュー曲とは言われていなかったのである)REGALITY出たときはクゥ~~さすが初のフルアルバム1曲目はデビュー曲だよな!とか思ってた自分はさくっと海に突き落とすとして、自分はSECRET NIGHTはデビュー曲とはまた別の代表曲、『名刺代わり』の曲なんだと思っています。
だからTRIGGERのシクナイはデビュー曲ではないけど名刺のような感じっていうか B'zでいうBAD COMMUNICATIONっていうか(TRIGGERをB'zに例える所業)
— 君は宇宙 (@mk14255) 2018年2月7日
嵐でいうラブソーっていうか…
勝気かつ圧倒的・高踏的なようでいてTRIGGERの指針である“ファンに尽くす”“最高のTRIGGERを見せる”という一途さをうたう歌詞と余裕のある曲調で「あっこれは強敵だ」と感じさせてくるあたりが最高にかっこいい。
7月7日-8日に行われたコンテンツ初のライブ“Road To Infinity”ではセンステに登場したTRIGGERの2曲目として歌われました。シクナイでセンステからメインステに移動するTRIGGER、夢じゃなかったね……
2.NATSU☆しようぜ!
最高の瞬間がきた 気持ちは不敵なsunrise
いろいろある。すごくいろいろあった。
ぶっちゃけNATSUはこれいつかアルバム出たとしても収録すんのかな…とちょっと思ったこともあるくらい、はっちゃけにはっちゃけたサマーソングなコンセプトに不釣り合いな諸事情ともやもやを抱えた一曲だったんですけどそれを消化させてくれたのがNATSU☆しようぜ!ドラマCDでした。
アイドリッシュセブンは時間かかっても救済してくれるという我々の思想の拠り所
アルバムとして聴くと1曲目からの2曲目でこのテンション…?となるところですが2曲目でそんなこと言ってたらこのREGALITYの“厚み”にはついていけねえぞ!振り落とされんなよ!といわんばかりの攻めた曲順。
ナナライではこの曲を120%楽しむ最高の演出で魅せてくれました。何故RTIが夏の西武ドームだったのか、それはみんなでNATSU☆をするためだ!!!
3.Last Dimension~引き金をひくのは誰だ~
焚き付けてみろよ 引き金をひくのはさあ誰だ?
か、かか、かかかかっけえ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(号泣)(号泣)(号泣)
3人がそれぞれ役柄を背負って歌うミュージカルのための曲で、確かに暗転した照明に白煙立ち込めてそうな妖しいイントロとか仮面で顔を隠して敵に扮したバックダンサーを腕のひと振りで蹴散らしてそうな間奏とかステージ上での演出に映えるであろうドラマチックさ。
ただそのへん深く考えずともシンプルにただただかっこいい、3曲目でもう「これがTRIGGERなんだ」とTRIGGERのパブリックイメージをがっちり固めてきているナンバーです。
TRIGGERがラスディメでうたばんに出たら「引き金を引くのは誰だ」にちなんで誰か一人の銃が電流流れてビリビリするロシアンルーレットゲームとかするし結局貴さんが全員の銃にビリビリ流す
— 恵 (@mk14255) 2016年9月16日
なんの話だ
そもそも九条天に「絶頂を見たいだけ」なんて歌わせた時点で優勝なんですよね……
4.願いはShine On The Sea
深く冷たい海の底からも
必ず上がってみせる
いろいろあっ………………………………………………つらい……………………………………………このつらさを乗り越え切るのは相当の長旅だった………………………………………………
すべての人に夢を見せて、すべての人の視線を受け止めて、すべての人の願いを叶えてきたTRIGGERがTRIGGER自身の「願い」をまっすぐに歌うREGALITY4曲目です。ここでぐっと大人感が増す。3曲目のラスディメが動なら願いはShine On The Seaは静というか。
ていうかTRIGGER、歌うまっ……歌うま男集団じゃん………シナリオ上では大変、それはもう大変しんどい展開のシンボルになっているイメージが強い曲なんですが、それ抜きにしてTRIGGERの3人の歌唱力とどんな窮地でも揺るがないコンセプトの盤石っぷりで殴られるには最高の曲だと思います。Cメロのソロパートはそれぞれが歌う歌詞も含めて必聴。
5.Leopard Eyes
逃げ道を探しても無駄さ
そのイノセンス めちゃくちゃにしたい
みんな大好きレオパ~~~~~~~!!!!!!!!ちょうど真ん中にさしかかる5曲目でこの鉄板ぶち込んでくるあたりもうずるいですよね…好きです…Bメロでペンラ上げるの宗教感強くてたまらんかったな…
TRIGGERのキャラデザにおける全員の共通点として「瞳孔が猫目」っていうのがあるんですが、それにも通じるタイトルと歌詞で持ち歌が増えた今でもシクナイとともにTRIGGER楽曲の二枚看板みたいなイメージがあります。
6.DAYBREAK INTERLUDE
足跡が語るだろう
揺るがぬことの理由を
TRIGGERというアイドルは華々しくデビューしその実力で一気にスターの道を駆け上がってきたトップアイドルではあるけれど、作中では理不尽な悪意に晒され、苦しみ、ぶつかりあい、苦渋の決断を迫られるなかでそれでも自分たち“TRGGER”の存在意義を貫くためにさらに成長していく展開を迎えるアイドルでもあることを象徴する曲。
たとえ用意された玉座から飛び降りても彼らが美しく気高く戦う王者であることに変わりはない!というエモさ爆発のMVも制作されています。
7.Riskyな彼女 (十龍之介ソロ)
綺麗じゃない愛だって構わないから ねえ
抱きしめさせて 朝が来るまでは
“アイドリッシュセブンの世界のファンが見ているアイドル十龍之介”が歌う超絶エロエロワンナイトバズーカ。
中毒性高すぎてとりま1リスカノしとくか~くらいのつもりが気づいたら5リスカノはキメているなんてざらにあるので服用には注意してほしい…まあでも各所にちりばめられているリップ音や吐息やセリフを認識するようになるとやっぱりループから抜け出せないのであきらめてリスカノ中毒になってください。
8.幸せでいて (八乙女楽ソロ曲)
最後の瞬間さえ あなたを愛してたと
突きつけられるようで
“わかる”
わかる…わかるぞ…アルバムでメンバー全員のソロ曲出ると一人ぜったいバラード系でくるやつやん…叶わない恋を相手の幸せを願う愛に昇華させる男の歌やん…そしてそれを歌うなら誰かって言われたらそんなん八乙女楽しかおらんやん……という空前絶後の“わかる”をたたき出したバラード。
こんな顔も声も性格も良い男が歌う悲恋なんて…と思わせないのはアイドリッシュセブンの作中で描かれる八乙女楽くんの誠実さと淡い想いのなせる業なのでほんとうにね、幸せでいてってそりゃこっちのセリフですからね……。
9.U COMPLETE ME (九条天ソロ曲)
迎えにいくよ19時ちょうど
エスコートさせてよ 大切な今日なんだ
献身のアイドル、九条天が九条天たるゆえんです。
ややもすると安室ちゃんが歌ってそうじゃない?みたいなきらっきらの小室サウンドに乗せて「九条天がどういうアイドルなのか」が詰まった歌詞を軽やかに歌って祝福してくれる九条天くんのこと好きにならない人間いる?いないんですよね。
そしてオリジナルアルバムにおけるソロ曲ラインナップってアイドルのオタク的に注目したいところだと思うんですが、『REGALITY』の3人のソロ曲を並べると十龍之介といえば?というオフィシャルなイメージに全振りした十くん、あくまでアイドルの範囲内ではあるけどパーソナルな部分にも思いを馳せられる素朴なバラードを歌う楽くん、そしてファンに対する献身という自身の特徴をソロ曲でさらに掘り下げた天くん、というバランスも完璧な布陣です。痒い所に手が届きまくるアルバム『REGALITY』…
10.In the meantime
何があっても離さないと決めているならば
抱き合おう強いこころで
先述のとおりトップアイドルかつ主人公グループIDOLiSH7のライバルとして登場しながら自分たちも荒波に揉まれ、時にはぼろぼろに傷つけられる事態に見舞われるTRIGGERがそれでも折れない強さの理由は‟TRIGGERの3人がTRIGGERに恋をしている”ことだなとこの曲を聴いて思っています。
静かな立ち上がりから一気に加速するメロディのかっこよさに加えて歌詞も推したい、「ただ進むだけさ いつものように」ってTRIGGERが直面する展開が展開なだけになかなか言えることじゃないよ…
11.DESTINY
嵐を起こす引き金になってやると
あの日 交わした覚悟を胸に
最後の最後にこれ持ってくるとどめの一撃。
TRIGGERはTRIGGERであることにこれまでもこれからも全身全霊でいることが痛いほど伝わる、シリアスだけど確かに希望と決意あふれる力強い『REGALITY』最後の曲。
聴衆を覚めない夢に誘うアイドルとして完璧なプロデュースのもと生み出されたSECRET NIGHTから一曲目が始まり、アイドルとしてどんなときも歌い続ける「運命」と「覚悟」を歌うこのDESTINYで締める構成、完璧すぎるんですよね……
ここまで書いてから思ったけど一番上のリアルサウンドの記事読めば言いたいこと全部書いてあるな?まあいいや!『REGALITY』はいいぞ!